葡萄通信 01/12/15

トレンチャーを入れたので、堆肥も例年より多くしたため、作業は大幅に遅れ、ようやく、施肥(肥料かけ)が終了しました。

その間、甲府第一農場40アールと甲府第二農場20アールを取得するための借入れ資金の準備などもあり、何かと忙しい毎日でした。借地から、自作地に転換するため、肥料管理や栽培品種も見直さなければなりません。

トラクターでの耕起が終わり、剪定作業に入ります。予定では農場周辺の草刈が残っていますが、これは、昨年の経験もあり、春に先送りしました。

3月には、甲府第二農場の老朽化したハウス施設の撤去とブドウ棚の新設、甲府第一農場の10アールに簡易雨除け施設を設置するため、2月中には、剪定を終了する予定です。


葡萄通信 01/11/13

境川農場は、トレンチャーで、約20cm〜40cmの深さに掘り下げました。黒く見えるのは、稲わらたい肥です。通常は、この溝の中に、たい肥や有機物などを入れるのですが、私は、いつも通り全園に肥料を撒いてから深耕しました。これは、表土が、かなり良くなっているので、天地返しするだけで、十分に土壌の物理構造が改善されると考えているからです。

深耕や、タコツボ方式(穴を掘って肥料を埋める。)には、否定的でしたが、ある程度土が出来ていれば、時には、必要なことだと考え直しました。

排水や断根を考慮し、3mおきにトレンチャーで、深耕しながら、掘り起こされる土を見ると、「良い土になったなぁ」と思わず呟いてしまいました。


葡萄通信 01/10/19

デラウエアの収穫が7月下旬に始り、マスカット・ベリーAの収穫が10月20日で終了しました。その間は、農場での作業は、ほとんど終わり、収穫、販売が中心になので葡萄通信の更新があまり出来ませんでした。

といっても、赤系品種やベリーAの手入れや袋かけを時間を見つけてやっていました。かなり着色が進んだ状態で、袋をかけることで色の仕上がりは良かったと思う。9月の二度の台風接近の大雨のためか、ベリーAは、例年より、粒割れが多く見られた。摘粒をあまりしなかった事もその原因だろう。

農場の草刈、防鳥網や雨除けのビニールの撤去などをしてから、肥料かけが始る。年内に出来る限り作業を進めておくつもりである。


目次へ